なくしてしまった歯を取り戻したい
歯を失った場合、3つの歯を補う方法があります。
「—-一体どれにしたらいいかわからない」
分からなくても大丈夫です。
ご要望、ご予算、年齢や生活環境は人それぞれです。
どうぞご希望をお聞かせください。
そして、相談しましょう。
ここでは治療法のひとつ、インプラントについてご説明いたします。
インプラント治療とは?
チタン製の人工歯根を顎の骨に植込み、その上に人工歯を付けます。
最近のインプラントは、機能性や安全性が改良され、自分の歯とほとんど同じ感覚で咬め、メンテナンスをすれば長持ちする治療です。
保険が利かないため全額自費治療となります。
こんな方におすすめです
●入れ歯を作ったが、違和感がある方
●失った歯の前後の歯が全く健全で削りたくない方(ブリッジの場合は両隣の歯を削る必要があります)
●硬いものでも違和感なく咬みたい方
インプラント治療ができない方
●重度の歯周病の方(当院での歯周病治療で改善した後であれば可能)
●コントロールされていない糖尿病や循環器疾患の方
●骨粗しょう症の方
●インプラントを植える場所の顎の骨の厚みや高さが著しく足りない方
●メンテナンスに通えない方
●こちらの指示に従ってもらえない方
インプラント治療のメリット
●固定式の入れ歯を入れることができるため、違和感が極めて少なく済みます。
●天然の歯とほぼ同じ感覚で噛めるため、食べ物の制限がなくなり、楽しい食生活が遅れます。
●隣の健康な歯を削らなくてよいため、隣の歯の寿命を縮めません。(下記図参照)
インプラントの治療の流れ
STEP1 治療概要の説明
インプラントの利点やリスク、成功率、費用について説明を受けます。
STEP2 診断と治療計画
インプラントが適応するかどうかの診査(レントゲン・歯型取り)を行い、さらに詳しい説明を受けます。
STEP3 CTによる精密検査
詳しい説明の後、十分に納得していただいたらCTにより検査を行います。CT検査は顎骨の3次元的な形態を把握し、インプラントの埋入処置をより安全に行うために必要です。
(放射線科の専門技師が撮影にあたります。)
STEP4 スペシャリストによる埋入処置
チタン製の小さなネジのような形状のインプラントを局所麻酔下で埋め込みます。
STEP5 6~24週間待つ
STEP6 歯の装着
型取りを行い、人工歯を装着します。
STEP7 定期メンテナンス
インプラント治療の終了後はメンテナンスが重要です。
3~6ヶ月に一度は来院してメンテナンスを受けてください。
当院のインプラント治療の特徴
最先端のインプラントシステム
当院では、世界でもトップシェアの「ストローマンインプラント」というメーカーのインプラントを採用しています。
スペシャリストによる埋入処置
経験豊富なインプラント医の施術により、約30分~60分の時間で無痛的に行います。
CTによる精密検査
インプラント埋入処置をより安全に行うために必要です。
費用の明確化
治療計画を立てた際、費用等の見積書を提示し、納得していただいた上で、治療を行います。
インプラントを長持ちさせるためには?
インプラントの上に歯をかぶせ、インプラント治療が「一応」終了しました。
「一応」とはどういうことでしょうか?
実は、それからが問題なのです。
あなたのインプラントを長期に渡って使えるようにするためには、患者さん自身のメンテナンスと、定期健診が両輪になり、その寿命を左右するのです。
では具体的には、どのようにすれば快適に長持ちするインプラントにすることが出来るのでしょうか?
1.毎日の念入りな歯みがき
最も重要なホームケアが「歯みがき」です。
「食べたらすぐにみがく」を心がけ、指導された正しいブラッシングをおこないましょう。
2.歯科医院での定期検診
当たり前のことですが、インプラントには神経がありません。
ですから感染が起こっても自覚がありません。
グラグラ動いてきたり、膿が出てはじめて気が付くのですが、こうなってからでは手遅れです。
治療終了後は、ご提示した感覚で必ず定期的に検診を受けてほしいのです。
検診では、インプラントの状態、歯肉の状態、噛み合わせのバランスのチェックなどと専門家(歯科衛生士)による歯のお手入れを行います。
他の場所の歯の検診も出来るので、一石二鳥になります。
インプラントの費用について
「いくらするのか気になるわ」
相談に見える前に概算が分かっていれば安心します。
以下の費用を参考にしていただければ幸いです。
術前診査診断料: 0円
CT検査料(提携医院にて): 11,000円(税込)
インプラント埋入手術料: 275,000円(税込)/1本
GBR手術料(骨の量が足りない場合に行う処置): 55,000円(税込)
人工歯: 220,000円/1歯(税込)
仮歯: 5,500円/歯(税込)
分からないことがありましたら、お気軽に歯科医師または当院スタッフにお聞き下さい。
当院では、自費診療に限りクレジットカードやデンタルローンがご利用になれます
デンタルローン:アプラス
ブリッジについて
歯を失ったときの治療方法のひとつ「ブリッジ」は、無くなった歯の両サイドの歯を削ることで土台を作り、人工の歯を入れる方法です。
「橋を架ける」ようなので「ブリッジ」と呼ばれます。
保険がききますが、健康な歯を削る必要があるのが最大のデメリットです。